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論文

Neutron diffraction measurement of internal residual stress of superconducting coil jacket

土屋 佳則; 菊地 賢司; 皆川 宣明; 森井 幸生; 加藤 崇; 中嶋 秀夫; Refal, M.*; 斎藤 徹*; 辻 博史

Proceedings of 6th International Conference on Residual Stressess (ICRS-6), Vol.1, p.337 - 341, 2000/00

核融合炉で必要となる巨大超伝導コイルの、加工による大型導体ジャケット内部残留応力の分布状態は、超伝導生成熱処理の際に問題になる。本講演ではコイル巻き線加工を模擬したジャケット材の内部残留応力を中性子回折法により非破壊で測定し、加工による残留応力の再分配状況を観測した結果について報告する。同時に、同形状のモデルによる計算機シミュレーションを行い、加工の各段階を追って残留応力の変化を予測した結果を示す。中性子回折による実測と計算結果の整合性を各加工段階で検証することで、複雑な形状と加工履歴をもつ材料の残留応力を事前に高い信頼性をもって予測できる可能性について議論する。

論文

The Structure of lead-indium phosphate and lead scandium phosphate glasses

鈴谷 賢太郎; Loong, C.-K.*; Price, D. L.*; Sales, B. C.*; Boatner, L. A.*

Journal of Non-Crystalline Solids, 258(1-3), p.48 - 56, 1999/00

 被引用回数:16 パーセンタイル:70.41(Materials Science, Ceramics)

鉛-インジウム及び鉛-スカンジウムのリン酸塩ガラスは、高い光透過率と反射率を示し、低い融点を持つことから、光機能材料として有望である。特に、インジウム及びスカンジウムの添加の物性に与える影響が大きいと言われており、その金属まわりの環境構造がどうなっているのか興味が持たれている。そこで、本研究では、これらのリン酸塩ガラスの構造をパルス中性子回析を用いて詳細に調べた。その結果、インジウム-酸素及びスカンジウム-酸素の距離はどちらも2.1Åであり、いずれも6配位でInO$$_{6}$$やScO$$_{6}$$の八面体を形成していることが明らかになった。この比較的小さな八面体は、Al$$^{3+}$$などの3価の金属でみられ、ガラスネットワーク(この場合は、PO$$_{4}$$ネットワーク)を引き締め、ガラス構造を安定化させることが知られており、このInとScも同様の役割を担っているものと考えられた。

報告書

Annual Report on Neutron Scattering Studies in JAERI, September 1,1978-August 31,1979

飯泉 仁; 遠藤 康夫*

JAERI-M 8719, 125 Pages, 1980/03

JAERI-M-8719.pdf:3.69MB

JRR-2、3を使い、原研物理部、諸大学研究機関によって行われた中性子散乱研究の、1年間の成果をまとめたプログレス・レポートで、51篇の小論文と、出版された文献のリストを収録してある。

論文

Magnetic structure of TbCu$$_{1}$$$$_{-}$$$$_{x}$$Zn$$_{x}$$

八代 勉*; 濱口 由和; 渡辺 浩

Journal of the Physical Society of Japan, 40(1), p.63 - 71, 1976/01

 被引用回数:27

立方晶CsCl型結晶構造を持つ、TbCu$$_{1}$$$$_{-}$$$$_{x}$$Zn$$_{x}$$系の磁気構造を中性子回析および磁気測定により調べた。x$$<$$0.5の領域はTbCuと同じ($$pi$$$$pi$$0)モードの反強磁性構造であるが、0.5$$<$$x$$<$$0.7では強磁性・反強磁性の混在するキャント構造になることが見出された。0.7$$<$$xでは強磁性である。このキャント構造の、磁性は非常に特異なものであるがこれを含め、磁気的性質は、低濃度の4S電子とのS-f相互作用がRKKY相互作用と重なるというモデルでの理論的考察と非常に良く合っている。

論文

中性子回析とその応用

濱口 由和; 好村 滋洋

応用物理, 37(2), p.119 - 132, 1968/00

抄録なし

口頭

Guyaniteの高圧中性子実験とDH同位体効果

佐野 亜沙美; 服部 高典; 舟越 賢一*; 阿部 淳*; 町田 真一*

no journal, , 

Guyanite($$beta$$-CrOOH)は重水素化により格子体積が膨らむ($$Delta$$V = V$$_{CrOOD}$$ - V$$_{CrOOH}$$ $$>$$ 0)ことが知られているが、高圧下ではその差は小さくなり、約4GPa近辺で$$Delta$$Vがゼロに近づくことが報告された。これは水素同位体の部分分配係数が鉱物の構造および圧力により複雑に変化しうることを示唆している。本研究ではこの現象の起源を結晶学的な観点から明らかにすることを目的とし、常圧下での$$beta$$-CrOOHおよび$$beta$$-CrOODの構造の比較を行うとともに、$$beta$$-CrOODについて高圧下中性子回折実験をJ-PARC、MLF内BL11 (PLANET)で行った。常圧下における比較では、$$beta$$-CrOOHでは水素が二つの酸素間の中心を挟んだ等価な位置でディスオーダーしている一方、CrOODでは非対称な分布を示しており、重水素化により結晶構造が変化することが示された。$$Delta$$Vは0.378(5) $AA $_{3}$$と、以前報告された値とほぼ同等であった。一方、$$beta$$-CrOODについての高圧実験では、6GPa付近にて重水素がディスオーダーし、常圧下の$$beta$$-CrOOHと同じ構造となることが確認された。発表ではギアナイトにおける$$Delta$$Vの複雑な圧力変化と水素結合の強さとの関連を議論する。

口頭

Application of ML and KDE for efficient data treatment on single crystal diffraction data

鬼柳 亮嗣; 大原 高志; 中尾 朗子*; 宗像 孝司*; 石川 喜久*; 森山 健太郎*

no journal, , 

"SENJU" is a TOF-Laue neutron single crystal diffractometer installed at J-PARC/MLF in Japan. The experiments conducted at SENJU can be categorized into two types, one is for a standard structure analyses where a large number of Bragg reflections are collected, and the other is for a search for superlattice reflections including magnetic reflections where new reflections, which typically are weak, are searched within the observed 3D reciprocal space. For these types of data, some mathematical methods are applied in order to efficiently treat the data. (1) "Application of machine learning to Bragg reflection selection"; For a standard structure analysis, typically some hundreds, or often more than ten thousand, of Bragg reflections are measured. The issue is that the measured data have to be checked before fed into a structure analysis software. In order to efficiently check the data, machine learning was adapted. The model obtained by the convolutional neural network was able to distinguish "good" and "bad" data with high accuracy. Further improvement is envisaged by increasing number of the training data. (2) "Application of kernel density estimation to reciprocal map"; For a search for superlattice reflections, the expected reflections are typically very weak. Hence longer exposure is needed and, often, even after the long exposure, the reflections could be blurry. In order to enhance the chance to find new reflections, the kernel density estimation (KDE) method was applied to a measured reciprocal map data. The visibility of the reflections is found to be greatly enhanced by the application of KDE by roughly five times, which means that the application of KDE can be equal to five times longer exposure.

口頭

中性子輸送シミュレーションによる小型加速器中性子源の回折中性子スペクトルの再現性

山本 和喜; 徐 平光; 岩本 ちひろ*; 高村 正人*; 大竹 淑恵*; 菖蒲 敬久

no journal, , 

構造材の材料開発においては、材料の遅れ破壊,疲労破壊及び腐食の原因となる残留応力の低減並びに損傷破断の防止が求められており、これらのオンサイト評価が極めて重要とされている。こうしたことから、理研では小型加速器中性子源(RANS)を用いた回折計を開発しており、オンサイト評価を想定した中性子回折実験の材料開発及び工法開発の適用性を調査している。小型中性子源には測定精度の向上、測定時間の短縮等さまざまな課題があり、これまで実験的に最適な条件を模索してきたが、2021年度より中性子輸送シミュレーションによる評価を開始したところである。PHITS及びMVPを用いてMcStas用の線源コンポーネントを開発した。このコンポーネントを用いて2019年に実施したFe材の回折実験の再現を試みたところ、そのシミュレーション結果は実験で得られた回折線の特徴をよく捉えたものであった。今後、本手法を向上させ、小型加速器中性子源のオンサイト評価に係る課題解決のツールとして利用したい。

口頭

高圧下磁性研究におけるJRR-3とJ-PARC MLFの相補利用

長壁 豊隆; 宗像 孝司*; 木村 宏之*

no journal, , 

中性子利用技術高度化の一環として、高圧技術開発を継続している。これまでに、3GPa以上での高圧下単結晶中性子磁気回折実験を目的に開発したハイブリッドアンビル(HA)技術を用いてJRR-3で10GPa程度までの実験の実績がある。このHA技術をJ-PARC MLFに展開し、最近では、SENJU(BL18)で9GPaでの磁気回折実験にも成功している。J-PARC MLFの広い観測可能領域を活用して研究対象物質の圧力誘起相中の構造を決定し、JRR-3の強い定常ビームを利用して特定点強度の外場依存性を測定し相境界を決定するという相補的な測定は、高圧下磁性研究において有力な手法となる。これに加えてHA技術に電気測定を導入するための技術開発も進めており、圧力誘起相の磁性と伝導(分極)を同一の高圧試料環境下で調べることを目指している。年会では、この技術の現状とその適用として、Mn系マルチフェロイクス物質などの測定例を紹介する。

口頭

擬一次元反強磁性体Na$$_{2}$$CuSO$$_{4}$$Cl$$_{2}$$の磁性

藤原 理賀

no journal, , 

ジャロシンスキー-守谷(DM)相互作用は、一次元磁性体において、長距離磁気秩序の形成を促す。しかし、スピン鎖毎にDMベクトルの向きが反転し、さらに程よく弱い鎖間相互作用が共存する場合、スピンフラストレーションが発生する。擬一次元反強磁性体K$$_{2}$$CuSO$$_{4}$$ ${it X}$ $$_{2}$$ (${it X}$ = Cl, Br)は、その結晶構造の特徴から、DM相互作用が誘起するスピンフラストレーションを内包しうる系として研究されてきたが、スピンダイナミクスの詳細や磁気構造は未解明であった。我々は、K$$_{2}$$CuSO$$_{4}$$ ${it X}$ $$_{2}$$と同じ結晶構造を有する化合物Na$$_{2}$$CuSO$$_{4}$$Cl$$_{2}$$の合成に成功し、その純良巨大単結晶の育成にも成功した。そして中性子散乱および$$mu$$SR実験により、スピンダイナミクスの詳細を調査し、磁気構造を決定することに成功した。決定された磁気構造から、本化合物では磁気異方性(symmetric anisotropic exchange interaction)が存在する事が強く示唆され、その異方性軸はDMベクトルと同じ${it b}$軸方向である事が判明した。つまりNa$$_{2}$$CuSO$$_{4}$$Cl$$_{2}$$およびK$$_{2}$$CuSO$$_{4}$$ ${it X}$ $$_{2}$$では、その結晶構造の特徴から、DM相互作用が誘起するスピンフラストレーションの存在が期待できる一方、そのフラストレーションを緩和する磁気異方性が共存する事が明らかとなった。

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